日本がウランのスポット価格の急上昇を引き起こした - 豪SMH紙


オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald=SMH)紙のウェブサイトは、12日、「日本がウランのスポット価格の急上昇を引き起こした」という記事を掲載しました。

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記事によると、先週、ウランのスポット価格は、1ポンドあたり5.75米ドルから、42.00米ドルへと急上昇したという。これは、日本において、2011年の福島原発事故以降、4年近く休眠状態だった原子力発電所のうち、川内原発の2基の原子炉が、来年早々にも再稼働することが決定したことによるものだという。

ただし、先物価格は上昇しておらず、スポット価格の急上昇は、ウランの実際の需給に基づいたものではなく、心理的な要因によるもののようだ。

Japan causes Uranium spot price surge