日本の新聞が"ユダヤ人の陰謀"本の広告について謝罪 - 米WSJ紙


アメリカの経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal=WSJ)紙は、6日、「日本の新聞が"ユダヤ人の陰謀"本の広告について謝罪」という記事を掲載しました。産経新聞が、11月26日に、リチャード・コシミズのいわゆる"ユダヤ人の陰謀"本の広告を掲載したことに対して、ユダヤ人人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターが抗議したことを受けて、産経新聞の熊坂隆光社長が12月6日の紙面で謝罪しました。

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記事では、この謝罪について、「保守系の新聞としては、希な謝罪」と紹介。

現在、安倍首相が、愛国教育を推進し日本の歴史により国家主義的な解釈を要求していることもあり、日本の民族マイノリティに対するヘイト・スピーチの増加が懸念されている、と解説している。

また、産経新聞は、いわゆる"従軍慰安婦"の記事を撤回したリベラル派の朝日新聞を攻撃してきた、とも紹介している。

Japan Newspaper Apologizes Over Advertisement for ‘Jewish Conspiracy’ Books - Japan Real Time - WSJ