ユニクロのような目抜き通りのブランドを買い物することの楽しみが消えたのはなぜか? - Traveller
オーストラリアの旅行情報サイトTravellerに、4日、「ユニクロのような目抜き通りのブランドを買い物することの楽しみが消えたのはなぜか?」というタイトルのリー・タロック(Lee Tulloch)のコラムが掲載されました。ユニクロは、すでにオーストラリアのエンポリアム・メルボルンに出店していますが、13日には、シドニーのピット・ストリート・モールにおいて二号店がオープンします。
リー・タロックは、東京、ニュー・ヨーク、上海、ロンドンと、どこへ行っても、まず、その地域にあるユニクロに行く、という。すべてのハイストリートのブランドのうちで、ユニクロは、最高の品質をもっとも安い価格で提供する。スタイルは、ミニマルかつ実用的で、良い素材が使われている、と絶賛する。
メルボルンに続いて、シドニーにユニクロが出店することは、喜ぶべきことだろう。しかし、タロックにとっては、海外のユニクロで買い物をする楽しみは、急激に小さくなってしまった。
海外で買い物をする楽しみは、自分の国で見つけることができないものを見つけることだったが、世界は小売り業のモノカルチャーに吸い込まれていく、とタロックは嘆く。
タロックは、コラムの最後を「ようこそユニクロ。まあね」と締めくくっている。
† Why the fun has gone out of shopping high street brands like Uniqlo