日本の神風は、伝説の話だが、事実であるかもしれない - National Geographic
アメリカの学術誌"National Geographic"のウェブサイトは、4日、「日本の神風は、伝説の話だが、事実であるかもしれない」という記事を掲載しました。
記事は、マサチューセッツ大学アマースト校の生態学者ジョン・ウッドラフ(Jon Woodruff)の報告に基づいたもので、13世紀の元寇の際に、1271年と1281年の二度にわたって元軍を打ち負かした「神風」は、事実である可能性が高い、と結論づけている。
「神風を天皇が呼び起こした」という伝説は脇に置いたとしても、船を破壊するような台風は西日本では滅多に派生しないこと、歴史学者は、日本の軍勢が戦ったことを強調する傾向にあるという。
また、神風の伝説は、第二次大戦中の神風特攻隊と結びついて広まった、との指摘もある。しかし、ジョン・ウッドラフの調査によると、モンゴル軍の船の残骸と思われるものが、海底などから発見されたという。
† Japan's Kamikaze Winds, the Stuff of Legend, May Have Been Real