日本の芸術家がインタラクティブ・アートの複製をいかに売るかの問題を解決した - MIT Technology Review
米マサチューセッツ工科大の発行する"MIT Technology Review"のウェブサイトは、16日、「日本の芸術家がインタラクティブ・アートの複製をいかに売るかの問題を解決した」と題する記事を掲載しました。
記事は、東京都現代美術館において、金澤麻由子さんと大阪大学のメンバーが8月まで展示していた『ゆきんこ』というインスタレーションを紹介している。
10万人の来場者が鑑賞したという『ゆきんこ』は、近づいてきた来場者の顔をiPhoneのカメラを使って『ゆきんこ』のキャンバス内にインサートするもの。
金澤さんは、『ゆきんこ』というiPhoneアプリを99セントで販売しており、自宅でも、『ゆきんこ』を再現できるという。同アプリの販売本数や売り上げは明らかになっていないが、インタラクティブ・アートを販売する興味深い方法である、と記事は指摘している。