ハディドと日本人が"亀のような"オリンピック・スタジアムで仲違いしている - 英ガーディアン紙
英ガーディアン紙のウェブサイトtheguardian.comは、9日、「ハディドと日本人が"亀のような"オリンピック・スタジアムで仲違いしている」という記事を掲載しました。
2020年東京オリンピックとパラリンピックのスタジアムとして、イラク出身イギリス在住の建築家ザハ・ハディドさんのデザインが採用されました。
しかし、これに対して、「亀のようだ」といった批判的な意見が複数の著名な建築家から表明されました、。また、デザインを見直すように3万3000人もの署名も集められました。
すでにハディドさんの設計した巨大なスタジアムは、40パーセントの予算カットにともない、大きさが四分の一ほど縮小されていますが、前途多難な状況に置かれているといえます。
ガーディアン紙の記事によると、ハディド氏は、8日、設計とデザインの専門サイト"dezeen magazine"の"Zaha Hadid hits back at Tokyo stadium criticism"というインタビューにおいて、日本人の建築家に対して反論をしたという。
同氏は、友人でもあった日本人の建築家たちが、自分を攻撃するのは、外国人を排除したいという動機からであり、とても悲しい思いをしている、と語ったという。
また、同氏は、日本の建築家がコンペに参加していたことについて、「もしあの場所にスタジアムをつくることに批判的であるならば、コンペに参加すべきではなかった。彼らは偽善である。彼らが落選したことが問題なのだろう」と批判している。
† Hadid and Japanese at loggerheads over ‘turtle-like’ Olympic stadium | The Guardian
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