日本:143年間イギリス人の墓の世話をした一族 | BBC


英国国営放送(BBC)のサイトは、30日、「143年間イギリス人の墓の世話をした一族」という記事を掲載しました。 1870年に、英語教師として石川県加賀市に来たイギリス人のBernard George Littlewoodは、来日した翌年に天然痘で亡くなりました。廃藩置県の結果として、その墓を世話をする人がいなくなった時、村井家の人々が代々143年にわたりこの墓の管理を続け、最近になって、在日本英国大使館から感謝状を受け取ったというものです。 これは、朝日新聞の英語版サイトの"Japanese family watching over grave of Briton for 143 years finally learns who is buried there"という記事をもとに書かれたものです。

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記事によると、埋葬された人物が誰なのかについて、最近まで誤解があったようで、1960年代には、Philip Wardなる人物の墓として、その人物名が記された感謝状が村井家に送られたこともあったという。 これは、墓に漢字しか書かれていなかったことから生じた誤解という。 加賀市の国際交流団体の関係者が、綿密な調査を行った結果、Bernard George Littlewoodの墓であることがわかったという。

BBC News - Japan: Family tends to Briton's grave for 143 years