東京、ゴジラがかつてのたまり場に帰ってきた | South China Morning Post

香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post、南華早報)の電子版は、8月6日、7月下旬に日本で公開された映画『シン・ゴジラ』を紹介する「東京、ゴジラがかつてのたまり場に帰ってきた」という記事を掲載した。

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Shin Godjilla この映画は、5年前に日本を襲った地震と津波による混沌と混乱を反映している。海外の観客は、水色のジャンプスーツを着た主演の長谷川博己による記者会見のシーンの痛切さを理解できないかもしれない。
しかしそれは、2011年に、3つの原子力発電機が一つ一つメルトダウンしていった際の、現実の記者会見を思い出す、日本在住の誰しもの背筋をゾッとさせるものである。
In Tokyo, Godzilla returns to old stomping ground | South China Morning Post
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日本のための公式晩餐会は俳句と酒とR&Bで驚かせた | Associated Press

通信社のAssoscaited Pressは、29日、安倍首相の訪米時の晩餐会に関して「日本のための公式晩餐会は俳句と酒とR&Bで驚かせた」と題する記事を配信しました。
安倍首相は、4月26日から5月2日までの日程で訪米し、28日にはオバマ大統領が主催するホワイトハウスでの晩餐会に招待されました。
また、29日には、安倍首相が日本の首相としては初めて、米議会上・下院合同演説を行いました。 

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ホワイトハウスで開催された公式晩餐会では、いくつかの驚きがあった、と同記事は伝えている。
オバマは大統領は俳句を詠み、シャンペンのかわりに日本酒で乾杯を行った。
"Spring, green and friendship."
"United States and Japan."
"Nagoyaka ni."
一方、安倍首相は良好な日米関係をR&Bのフレーズを用いて語った。
"Ain't no mountain high enough. Ain't no valley low enough to keep me from you."
同記事によると、今回の公式晩餐会の来賓は200人以下で、オバマ大統領が主催した晩餐会のうちではもっとも小規模なもので、出席したセレブの割合も低かったという。

Japanese state dinner surprises with haiku, sake and R&B | The Associated Press

Abenomics 27日付けの米ワシントン・ポスト紙は、公式晩餐会のメニューに関して「東洋が多過ぎ、そして西洋が不十分では?」という記事を掲載しました。日本酒での乾杯で始まり、和牛のステーキなどが登場するメニューの作成は、「料理の鉄人」の森本正治さんが協力したと伝えています。そして、公式晩餐会は、「アメリカの食べ物を、アメリカのスタイルで、アメリカ風に楽しむべき」との意見を紹介しています。
Too much East and not enough West? What’s on the menu for the upcoming Japan state dinner. - The Washington Post
また、米NBCのニュースサイトは、30日、「ホワイトハウスの晩餐会は"Bromance"であった」との記事を掲載しました。"Bromance"とは、brother + romanceの造語で、親密な男同士の関係を示す言葉です。
Sake and Soul: White House State Dinner Was Like a 'Bromance' - NBC News.com
今回の訪米では、具体的な成果は示せなかったものの、日米関係の良好さをアピールする目的は果たせたといえそうです。
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なぜ新しいミス日本は"十分な日本人"でないのか? | Hindustan Times

インドの英字紙Hindustan Timesは、3月27日、「なぜ新しいミス日本は"十分な日本人"でないのか?」という記事を掲載しました。
ミス・ユニバース日本代表として、日本人とアメリカ黒人のハーフである宮本エリアナさんが選ばれましたが、このことに対して、日本国内で批判的な声があがったことを取り上げた記事です。
宮本エリアナさんは、長崎生まれで、アメリカの高校に通うまでは、日本語を母語として日本で育てられました。 
この話題については、欧米系のメディアの多くで取り上げられましたが、日本と同じアジアのインドでも話題になっているようです。

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Hindustan Times紙の記事では、宮本エリアナさんへの批判的なツイートな意見を紹介する一方で、宮本さんがミス・ユニバース日本代表に選ばれたことに対する賛意を示したツイートも紹介している。
これらの意見は、彼女が日本国籍であるか否か、日本を愛しているか否か、日本で生まれ日本で育ったか否か、が重要な問題と見なしていると伝えている。
また、日本人でないとみなすことは、「時代遅れである」との意見も伝えている。

Half-Japanese, half-black: Why new Miss Japan isn't 'Japanese enough'

Hafu この話題について触れた記事の多くが、日本ではHafuという言葉がある、と紹介しています。3月20日付けの米ワシントン・ポスト紙は、日本ではハーフが増えつつある、と伝えています。 
Why some critics think Japan’s Miss Universe contestant isn’t Japanese enough - The Washington Post
また、この話題に触れた欧米メディアの記事の多くが、Kotakuという日本のオタク文化を伝えるカルチャー・ニュース・サイトの英文記事を引用しています。同サイトが、日本語の書き込みやツイートを英語に翻訳したことが、このニュースを世界に広めるきっかけとなったようです。 
The Face of Japan Is Changing, But Some Aren't Ready
日本人からみると、さまざまな面で保守的にみえるインド人ですが、この問題に関しては日本人は「時代遅れ」と移っているようです。
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ニュージーランドは貿易パートナーをスパイ活動の標的にして、コンピューターをハッキングしていた | The Intercept

アメリカのニュースサイトThe Interceptは、11日、「ニュージーランドは貿易パートナーをスパイ活動の標的にして、コンピューターをハッキングしていた」という記事を掲載しました。
これは、アメリカの諜報機関NSAの内部告発者エドワード・スノーデンから入手した情報をもとに、ニュージーランド・ヘラルド紙と共同で分析を行った結果を公表したものです。
ニュージーランドの諜報機関GCSB(Government Communications Security Bureau)は、英語圏の国によって構成されるFIVE EYESと呼ばれる情報共有ネットワークに、こうした諜報活動によって得られた情報を提供していたようです。FIVE EYESにはニュージーランドのほかに、米英加豪が参加しています。
日本も諜報活動の対象となっていたようで、The Interceptの記事では、日本の安倍首相とニュージーランドのジョン・キー首相の二人の写真を掲載しています。

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記事によると、2013年4月、NSAのスタッフが、GCSBの貢献に関する分析をまとめた。それによると、ニュージーランドは、20以上の国や地域に対してスパイ活動を行っており、その中には友好国や貿易パートナーも含まれていたという。
諜報の対象は、中国、日本、北朝鮮、ヴェトナム、南アメリカ、南太平洋諸島、パキスタン、インド、イラン、さらには南極大陸にまで広がっていたようだ。
また、諜報活動には、従来行われていた通信衛星や電話の盗聴などに加えて、WORRIORPRIDEというコンピュータウイルスを使用してコンピューターやスマートフォンをハッキングする手法も採用されていた。

New Zealand Targets Trade Partners, Hacks Computers in Spy Operations - The Intercept

FIVE EYES ニュージーランド・ヘラルド紙の11日付け記事によると、NSAは、「アメリカがアクセスするのが難しい地域の情報をもたらしてくれた」とGCSBを高く評価しています。
Snowden revelations: NZ's spy reach stretches across globe - NZ Herald News
また、英ガーディアン紙が報じたところによると、これらの活動を支援するために、オーストラリアはニュージーランドにスタッフを派遣していたようです。
Australian spy officer was sent to New Zealand to lead new surveillance unit | The Guardian
これは、英語圏の国からなるFIVE EYES間の緊密な関係を伺わせるものですが、逆に、非英語圏の国にとっては、不信を招く行為と言うことができます。
暴露:スノーデンが私に託したファイル

暴露:スノーデンが私に託したファイル

 
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日本はいかにしてポップ・カルチャーのスーパーパワーとなったか? | The Spectator

イギリスの保守系週刊誌The Spectatorのウェブサイトは、1月31日、「日本はいかにしてポップ・カルチャーのスーパーパワーとなったか?」という記事を掲載しました。
ディズニー映画の最新作『ベイマックス』(原題"Big Hero 6")が日本でも公開されます。これは、ディズニーとしては、初めて『マーベル』のコミックにもとづいて制作するアニメーションですが、「サンフランシスコ」と「東京」を融合させた架空の街、「サンフランソキョウ(San Fransokyo)」を舞台に、日本的な要素がふんだんに取り入れられた作品です。

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記事では、「日本は軍事力や経済力よりももっと素晴らしいもので世界を席巻している。それはポップカルチャーだ。その領土は、いまや、あなたの家のテレビや、あなたの耳のヘッドホンにまで広がっている」と、日本文化の世界的な人気の高さを紹介している。
ポケモンをアメリカでヒットさせた任天堂に代表されるように、日本企業は、自国の製品や文化を世界に広めるこつを知っているようだ、と分析している。
また、日本のポップカルチャーの一つの特徴として、人類学的に興味深いことは、子供だけで無く大人をも楽しませるものであることという。
特に、日本人は、いくつになっても漫画を読み続けることが指摘されている。年齢に応じて求められるテーマは変わるが、漫画のスタイルそのものには、大きな変化は必要とされない点が特徴という。

How Japan became a pop culture superpower >> The Spectator

Japan and America meet 「第二次大戦が終わって以降、アメリカと日本のポピュラー・カルチャーは、相互に交流し、共有し、時には盗んできた」と、2014年11月14日付けのThe New Yorkerの記事は指摘しています。「漫画の神様」と呼ばれた手塚治虫は、1950年代にディズニーの『バンビ』を描いた漫画を出版、一方のディズニーは、『ライオン・キング』で手塚の『ジャングル大帝』を剽窃したことを上げ、「時には不名誉なこともあった」と指摘しています。
Japan and America Meet in “Big Hero 6” - The New Yorker
また、宮崎駿がアメリカのアニメーターに与えた影響も大きく、『ベイマックス』のヒロとベイマックスのシルエットは、宮崎の『となりのトトロ』のさつきとトトロのそれとうり二つである、と指摘しています。
Big Hero 6: Disney's Japanese superheroes - The Independent
ディズニーと手塚治虫の因縁、宮崎駿の影響などは、海外でも良く知られていることがわかります。
The Art of ベイマックス(ジ・アート・オブ ベイマックス)

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