東京、ゴジラがかつて踏みつけた土地に帰ってきた | South China Morning Post
香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post、南華早報)の電子版は、8月6日、7月下旬に日本で公開された映画『シン・ゴジラ』を紹介する「東京、ゴジラがかつて踏みつけた土地に帰ってきた」という記事を掲載した。
日本のための公式晩餐会は俳句と酒とR&Bで驚かせた | Associated Press
通信社のAssoscaited Pressは、29日、安倍首相の訪米時の晩餐会に関して「日本のための公式晩餐会は俳句と酒とR&Bで驚かせた」と題する記事を配信しました。
安倍首相は、4月26日から5月2日までの日程で訪米し、28日にはオバマ大統領が主催するホワイトハウスでの晩餐会に招待されました。
また、29日には、安倍首相が日本の首相としては初めて、米議会上・下院合同演説を行いました。
ホワイトハウスで開催された公式晩餐会では、いくつかの驚きがあった、と同記事は伝えている。
オバマは大統領は俳句を詠み、シャンペンのかわりに日本酒で乾杯を行った。
"Spring, green and friendship."
"United States and Japan."
"Nagoyaka ni."
一方、安倍首相は良好な日米関係をR&Bのフレーズを用いて語った。
"Ain't no mountain high enough. Ain't no valley low enough to keep me from you."
同記事によると、今回の公式晩餐会の来賓は200人以下で、オバマ大統領が主催した晩餐会のうちではもっとも小規模なもので、出席したセレブの割合も低かったという。
† Japanese state dinner surprises with haiku, sake and R&B | The Associated Press
なぜ新しいミス日本は"十分な日本人"でないのか? | Hindustan Times
インドの英字紙Hindustan Timesは、3月27日、「なぜ新しいミス日本は"十分な日本人"でないのか?」という記事を掲載しました。
ミス・ユニバース日本代表として、日本人とアメリカ黒人のハーフである宮本エリアナさんが選ばれましたが、このことに対して、日本国内で批判的な声があがったことを取り上げた記事です。
宮本エリアナさんは、長崎生まれで、アメリカの高校に通うまでは、日本語を母語として日本で育てられました。
この話題については、欧米系のメディアの多くで取り上げられましたが、日本と同じアジアのインドでも話題になっているようです。
Hindustan Times紙の記事では、宮本エリアナさんへの批判的なツイートな意見を紹介する一方で、宮本さんがミス・ユニバース日本代表に選ばれたことに対する賛意を示したツイートも紹介している。
これらの意見は、彼女が日本国籍であるか否か、日本を愛しているか否か、日本で生まれ日本で育ったか否か、が重要な問題と見なしていると伝えている。
また、日本人でないとみなすことは、「時代遅れである」との意見も伝えている。
† Half-Japanese, half-black: Why new Miss Japan isn't 'Japanese enough'
ニュージーランドは貿易パートナーをスパイ活動の標的にして、コンピューターをハッキングしていた | The Intercept
アメリカのニュースサイトThe Interceptは、11日、「ニュージーランドは貿易パートナーをスパイ活動の標的にして、コンピューターをハッキングしていた」という記事を掲載しました。
これは、アメリカの諜報機関NSAの内部告発者エドワード・スノーデンから入手した情報をもとに、ニュージーランド・ヘラルド紙と共同で分析を行った結果を公表したものです。
ニュージーランドの諜報機関GCSB(Government Communications Security Bureau)は、英語圏の国によって構成されるFIVE EYESと呼ばれる情報共有ネットワークに、こうした諜報活動によって得られた情報を提供していたようです。FIVE EYESにはニュージーランドのほかに、米英加豪が参加しています。
日本も諜報活動の対象となっていたようで、The Interceptの記事では、日本の安倍首相とニュージーランドのジョン・キー首相の二人の写真を掲載しています。
記事によると、2013年4月、NSAのスタッフが、GCSBの貢献に関する分析をまとめた。それによると、ニュージーランドは、20以上の国や地域に対してスパイ活動を行っており、その中には友好国や貿易パートナーも含まれていたという。
諜報の対象は、中国、日本、北朝鮮、ヴェトナム、南アメリカ、南太平洋諸島、パキスタン、インド、イラン、さらには南極大陸にまで広がっていたようだ。
また、諜報活動には、従来行われていた通信衛星や電話の盗聴などに加えて、WORRIORPRIDEというコンピュータウイルスを使用してコンピューターやスマートフォンをハッキングする手法も採用されていた。
† New Zealand Targets Trade Partners, Hacks Computers in Spy Operations - The Intercept
日本はいかにしてポップ・カルチャーのスーパーパワーとなったか? | The Spectator
イギリスの保守系週刊誌The Spectatorのウェブサイトは、1月31日、「日本はいかにしてポップ・カルチャーのスーパーパワーとなったか?」という記事を掲載しました。
ディズニー映画の最新作『ベイマックス』(原題"Big Hero 6")が日本でも公開されます。これは、ディズニーとしては、初めて『マーベル』のコミックにもとづいて制作するアニメーションですが、「サンフランシスコ」と「東京」を融合させた架空の街、「サンフランソキョウ(San Fransokyo)」を舞台に、日本的な要素がふんだんに取り入れられた作品です。
記事では、「日本は軍事力や経済力よりももっと素晴らしいもので世界を席巻している。それはポップカルチャーだ。その領土は、いまや、あなたの家のテレビや、あなたの耳のヘッドホンにまで広がっている」と、日本文化の世界的な人気の高さを紹介している。
ポケモンをアメリカでヒットさせた任天堂に代表されるように、日本企業は、自国の製品や文化を世界に広めるこつを知っているようだ、と分析している。
また、日本のポップカルチャーの一つの特徴として、人類学的に興味深いことは、子供だけで無く大人をも楽しませるものであることという。
特に、日本人は、いくつになっても漫画を読み続けることが指摘されている。年齢に応じて求められるテーマは変わるが、漫画のスタイルそのものには、大きな変化は必要とされない点が特徴という。
† How Japan became a pop culture superpower >> The Spectator
The Art of ベイマックス(ジ・アート・オブ ベイマックス)
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