初音ミクの登場は我々の知っている音楽の終焉を意味するのか? - 米NYタイムズ紙


米NYタイムズ紙のウェブサイトの"Tmagazine"セクションは、10月16日、「初音ミクの登場は我々の知っている音楽の終焉を意味するのか?」という記事を掲載しました。初音ミクのスペシャル・ライブ"HATSUNE MIKU EXPO2014"が、11日、12日にロサンジェルスで開催され、また、17日、18日にもニューヨークで開催される予定です。これに先立つ10日、初音ミクは、デイビッド・レターマンが司会を務める音楽番組『レイトショー・ウィズ・デイビッド・レターマン』にも出演しています。

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記事によると、デイビッド・レターマンは32年続いた番組の歴史で、言葉を失うことなどほとんど無かったが、初音ミクが登場した時には、唖然としていた、という。

初音ミクの成功は、オタク(アニメや漫画を偏愛する人々をさす日本語)コミュニティの成長により、促進されたことは否定できない、とする。

しかし、オタクは日本だけで無く世界中に存在し、また、機械による音楽はまったく新しいものではないことから、初音ミクは必然的な存在ではないか、と分析している。

Does Hatsune Miku's Ascent Mean the End of Music as We Know It?