スタジオ・ジブリの物語 | 英エコノミスト誌


イギリスの経済紙エコノミストは、2014年12月16日、「スタジオ・ジブリの物語」という記事を掲載しました。

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記事では、スタジオ・ジブリを、ディズニーに対する日本の回答、より正確に言えば、ディズニーに対する解毒剤である、と紹介。
ハリウッドの話法や哲学を無視した、大人のための作品となりうる、ジブリの、表現豊かな、手書き、かつ、二次元のアニメは、現代のアニメーションのパラダイムにおいては、悲しいかな、異質なコンセプトであると言わざるを得ない、と分析する。
高畑勲監督の『かぐや姫の物語』についても、明らかに字幕を読むことができる成人をターゲットとした作品であるにも関わらず、ディズニーはアメリカでは、吹き替え版を公開する。このような扱いをされれば、国際的なアニメ・シーンの輝ける指針も、消え去ってしまうことは不思議では無い、と指摘している。

Japanese animation: The Tale of Studio Ghibli | The Economist

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